信州ウイスキー事情

信州ウイスキー事情

ウイスキーの火付け役

信州のお酒と言えば連想させられるのがワインや日本酒ですが国産ウイスキーで名高いマルスウイスキーも長野県宮田村に蒸留所があります。風光明媚な澄んだ空気と豊潤な水源に恵まれてウイスキー製造には欠かせない環境となっています。スコッチウイスキーを基本として日本人好みの味わい深さを醸し出しています。水源も中央アルプスと南アルプスにより湧き出るクリーンで雑味がない仕込み水による完成度の高い仕上がりになっています。そういった環境ならではの国産ウイスキー誕生が実現されたのでした。マルスウイスキーの誕生は国産ウイスキー誕生から20年が経過しています。日本人もウイスキーをたしなむ人が一般化されて日本各地で蒸留された地元のウイスキーが人気を博したのでした。その地元のウイスキーのブームの火付け役がマルスウイスキーでした。その人気は世界にも広がり世界5大ウイスキーの一つとして数えられる様になりました。

マルスウイスキー歴史

信州マルス蒸留所とは本坊酒造株式会社が所有する蒸留所で創始者は国産ウイスキーの海の親として名高い竹鶴を作ったドラマの主人公にもなった竹鶴の上司でもある岩井喜一郎さんです。岩井氏は大阪高等工業学校の醸造学科の一期生として卒業しました。竹鶴は同じく15期生にあたります。1916年に竹鶴が岩井氏を頼り門戸をたたきます。岩井氏によりウイスキー作りを学ぶ為にスコットランドへと派遣されその時代にマルスウイスキーは誕生したのでした。竹鶴ノートを基に設計されたスコットランド直系のモルトウイスキー製造が特徴となっています。ライトな味わいのスピリッツで風味はナシや柿の香りを漂わせ味はビターが主体となっています。信州マルス蒸留所の特徴は中央アルプス駒ケ岳山麓標高798m地点ゆえ減圧蒸留になっている事です。この減圧蒸留とは気圧が下がることにより素材の沸点が下がってアルコール蒸留がより低い温度でできるので風味の変化をもたらす温度上昇のコントロールが可能となります。これは常圧蒸留と比較してもより豊潤な原酒を蒸留出来る技術のことで焼酎やグラッパなどでも導入されています。ここ信州ではご当地ウイスキーとして本坊酒造の岩井氏の結晶でもある芳醇で滑らかな味わいを長野県限定販売している本坊酒造のマルスウイスキーの「信州」で味わえます。原材料はモルトとグレーンのブレンドウイスキーです。

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